2020年春からスタートした「5G」。そのエリアはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルそれぞれのキャリアで随時拡大中ですが、5Gを利用できるエリアには差があります。これから5G対応のスマホに機種変更を考えている方、乗り換えを検討している方に向けて、各キャリアの5G対応エリア状況とその確認方法をご紹介しています。
また、5Gの通信を使用するには5Gに対応したスマホが必須となります。
せっかく5G対応しているけど、まだ5Gに対応したスマホをお持ちでない方は下記の記事で安くておすすめの5G対応スマホをご紹介しているので、是非ご参考になさってください。
各キャリア5Gエリアマップ
5Gのエリアはドコモ・ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルそれぞれの公式ページから最新情報が確認ができます。キャリアごとに確認方法が異なるので、各キャリアのエリアマップの見方については次の項目で紹介しています。
ドコモ5Gエリアマップ
au5Gエリアマップ
ソフトバンク5Gエリアマップ
楽天モバイル5Gエリアマップ
※楽天モバイルはエリアマップではなくテキスト画面から検索となります。
ドコモの5G対応エリア確認方法
ドコモの5Gエリアマップでは上の画像ように地図上に対応エリアが色分けされており、その上に「m」と書かれた緑やオレンジのピンが立っています。エリアの色の内訳とピンの詳細については下記のようになります。
赤が5G対応エリア・オレンジがLTEエリアとなります。
地図上に立てられたピンは「ミリ波対応」の地点で、緑が前月末対応、オレンジが2か月後末予定地点、赤が5か月後末予定地点です。
「ミリ波」とは26GHz以上の周波数帯の総称で、5Gの電波の中でも直進性が強く情報量が多いという特徴があります。少し深堀すると、5Gには「Sub-6」という障害物や雨などの干渉に強い「3.7GHz帯」「4.5GHz帯」の電波と、上記の「ミリ波」という電波の2種類に分けられます。「ミリ波」の電波は限られた空間により多くの情報量を届けるため、一部の建物内や人が多く集まるスタジアムなどの施設にスポット的に提供されています。
ミリ波対応スポットの消し方
ドコモの5G対応エリアマップを見て「ミリ波対応スポット」のピンが多くて邪魔だと感じた場合は下記の部分をクリックすることでピンを消すことが可能です。
auの5G対応エリア確認方法
auの5G対応エリアマップは上の画像のようになっており、5Gが利用できるエリアは赤と緑の丸い箇所となっています。上部の地域選択部分から住んでいる地域にジャンプしたり特定の住所からも検索することが可能です。地図上の色分けの詳細は下記のようになります。
注意すべき点は、ピンクのエリアはあくまで予定地点であるという点。実際に5Gが提供されている地域は赤と緑のエリアとなります。
航空写真に切り替えも可能
au5Gエリアマップでは、地図を航空写真に切り替える事ができます。色が見にくいと感じる方は航空写真に切り替えてみると良いかもしれません。
ソフトバンクの5G対応エリア確認方法
ソフトバンク5G対応エリアマップは濃いピンクのエリアがすでに5G利用可能なエリア。黄色のエリアは今後対応エリアとなる予定となっています。
また、エリアマップ上部の「機種・地域を設定する」の項目から、使っている機種や住んでいる地域を指定してエリアを検索することもできます。
ソフトバンク5Gエリア機種・地域を指定して検索する方法
①ソフトバンク5Gエリアマップを開き、上部の「機種・地域を設定する」の項目を選択。
②調べたい製品のカテゴリ・メーカー・機種名を選択し、エリアを選択します。
③指定した機種・地域での5G対応エリアが表示されます。
上の画像では「iPhone 12 Pro Max」を「東京」で使用したいといったケースで検索した表示例で、そもそも5Gに対応していない機種で検索をした場合は4Gのエリアしか表示されません。
楽天モバイルの5G対応エリア確認方法
楽天モバイルの5G対応エリアの検索方法は現時点では地域を選択してい絞りこむ方法のみで、エリアマップは表示されません。
今後対応エリアが拡大されるとエリアマップで確認ができるようになるかもしれません。