光回線の乗り換え「新規」・「転用」・「事業者変更」の違いとは?お得に乗り換える方法をこっそり教えます。

インターネット回線の契約や乗り換えの際、ホームページなどでよく目にする「新規」・「転用」・「事業者変更」などという言葉。

契約時のキャッシュバックなどの特典は転用や事業者変更より「新規申し込み」の方が高額になっていることがありますよね。

「それなら一旦解約して新規で申し込みをした方がお得では?」

「契約更新月になるたびに転用を繰り返してキャッシュバックを受け取れないの?」

そういった疑問が頭に浮かんできませんか?

私は現役でインターネットアドバイザーとして13年間働いていますが、そのような質問を多く耳にします。

結論から言うと

2019年7月より「光コラボレーションの事業者変更」が導入されたことによって、インターネット光回線は「転用」や「事業者変更」で乗り換えをしていく事でお得になる可能性が非常に高いです。

・光回線乗り換えの「新規」・「転用」・「事業者変更」の違い
・それぞれの内容とメリット・デメリット
・インターネット光回線を最もお得に乗り換える方法【必見です】
「新規」・「転用」・「事業者変更」の違いや内容がよくわらない、メリットやデメリットを知りたい、といった方にむけてその内容を詳しく解説していきます。
また、事業者変更を活用した最もお得にインターネット光回線の乗り換えをする方法と手順も紹介していますので是非参考にしてください。

「新規」・「転用」・「事業者変更」の違いとは?

「新規」「転用」「事業者変更」の違いとは?

まずはじめに知っておいていただきたい内容としてインターネット光回線の種類についてご説明します。

光回線はもともとNTTフレッツ光が光ケーブルを敷設し、その光ケーブルを他社が借りる形で現在の光回線業者が私たちにインターネット回線を届けています。光回線の種類を大きく分けると、大元となる「NTTフレッツ光」と、携帯事業者などがフレッツ光の回線はそのまま利用し自社のサービスと合わせて光回線を提供する「光コラボ」、主に独自の回線を利用して光回線を提供する「独自回線」の3つに分けられます。

■光回線の種類と事業者

 
光回線の種類 NTTフレッツ光
(フレッツ光回線)
光コラボ
(フレッツ光回線)
独自回線
(フレッツ光回線以外)
事業者 フレッツ光 ドコモ光
So-net光
Softbank光
ぷらら光
OCN光
DMM光
ビッグローブ光
@nifty光
その他500社以上

auひかり
NURO光
eo光
MEGAEGG
コミュファ光
Pikara
BBIQ
その他

上の表を元に「新規」・「転用」・「事業者変更」の違いを解説していきます。

「新規」乗り換えとは?

「新規」についてはシンプルに「インターネット回線を新たに契約すること。」という事は分かると思いますが、実は現在インターネットを利用している方でも違う種類の光回線に変更する場合も「新規」の扱いになります

光回線には種類があり、フレッツ光の回線を利用している上の表①「NTTフレッツ光」・②「光コラボ」と、フレッツ光回線から独立した回線を使用するauひかり・NURO光・eo光などの③「独自回線」があげられます。例えば②「光コラボ」の回線から「独自回線」など、種類の違う光回線の間で乗り換えをする場合は「新規」乗り換えとなります。また、③「独自回線」同士での乗り換えも「新規」乗り換えとなります。

■「新規」乗り換えとなるケースの例

インターネット新規乗り換えとなるケース例

厳密に言うと上記のNTTフレッツ光・光コラボ回線と独自回線の間で「転用」することができないので、一度完全に解約した後、新たに別のインターネット回線を「新規」で契約するという事になります。

新規乗り換えのメリット

光回線を「新規」で契約する場合のメリットは契約時のキャッシュバックなどの特典で受けられるメリットが大きいといった点です。インターネットのプロバイダや代理店には転用や事業者変更より新規契約を獲得することで多くの手数料が入ります。その分契約する方にも多く還元することができるといった仕組みです。

ただしプロバイダや代理店によっては新規でも転用でもキャッシュバック金額や特典が変わらない事もあります。事前に特典内容を確認しておきましょう。

「新規」乗り換えのデメリット

光回線の「新規」乗り換えのデメリットは

・開通工事の料金が高くなる

・転用に比べてインターネットの開通まで時間がかかる

といった点があげられます。光回線の新規工事費用はご自宅の状況によって約18,000円~40,000円ほどかかる場合があります。また、開通までに約1か月ほど時間がかかります。

しかし、プロバイダや代理店によっては工事費無料キャンペーンを行っているので、新規で光回線を申し込む方は工事費無料キャンペーンがある光回線を選ぶ事で初期費用を安く抑えられます。

「転用」乗り換えとは?

■光回線の種類と事業者

 
光回線の種類 NTTフレッツ光
(フレッツ光回線)
光コラボ
(フレッツ光回線)
独自回線
(フレッツ光回線以外)
事業者 フレッツ光 ドコモ光
So-net光
Softbank光
ぷらら光
OCN光
DMM光
ビッグローブ光
@nifty光
その他500社以上

auひかり
NURO光
eo光
MEGAEGG
コミュファ光
Pikara
BBIQ
その他

光回線「転用」とは、上の表①の「NTTフレッツ光」を利用している方が②の「光コラボ」に乗り換える場合が「転用」となります。2019年7月までは次に説明する「事業者変更」ができなかったため、「新規」の契約またはNTTフレッツ光からいずれかの光コラボへの「転用」乗り換えしかできませんでした。

インターネット光回線「転用」

「転用」乗り換えのメリット

「転用」乗り換えのメリットは

・工事費用がかからない

・次の回線への利用開始期間が早い

といった点です。フレッツ光の回線をそのまま利用するので工事をする必要がなく、光回線の乗り換えも契約書類が届き次第インターネットを利用することができるので、ほとんど手間がかかりません。現在NTTフレッツ光を利用している方は「転用」乗り換えをする事で、キャッシュバックを受け取ったりスマホセット割を適応して月々の支払いが安くなる可能性が高いので是非検討してみてはいかがでしょうか。

「転用」乗り換えのデメリット

「転用」乗り換えのデメリットは新規契約に比べるとキャッシュバック金額が低くなることがあるといった点です。しかし最近では「新規」でも「転用」でも同等のキャッシュバックが受取れるプロバイダも増えているので、「転用」乗り換えの場合そのようなプロバイダや代理店を選ぶと良いでしょう。

「事業者変更」乗り換えとは?

■光回線の種類と事業者

 
光回線の種類 NTTフレッツ光
(フレッツ光回線)
光コラボ
(フレッツ光回線)
独自回線
(フレッツ光回線以外)
事業者 フレッツ光 ドコモ光
So-net光
Softbank光
ぷらら光
OCN光
DMM光
ビッグローブ光
@nifty光
その他500社以上

auひかり
NURO光
eo光
MEGAEGG
コミュファ光
Pikara
BBIQ
その他

従来は上の表①のNTTフレッツ光から②の光コラボへの「転用」乗り換えしかできなかったのですが、2019年7月に導入された「光コラボレーションの事業者変更」によって、②光コラボ事業者間での「事業者変更」乗り換えが可能になりました。また、「事業者変更」で②の光コラボから①のNTTフレッツ光へ乗り換える事も可能です。

NTTフレッツ光から光コラボへの一方通行の「転用」しかできなかったものが光コラボ間でも「事業者変更」乗り換えができるようになった事で、光回線の選択肢が大幅に広がり、乗り換えが自由にできる点でインターネット利用者にとって大きなメリットとなります。

「事業者変更」乗り換えのメリット

「事業者変更」乗り換えのメリットは、従来の「転用」と違い光コラボ間同士で乗り換えができるようになり料金の見直しや各事業者の特典が定期的に受けられるといった点です。また、光コラボ間の事業者変更やNTTフレッツ光への事業者変更は同じ回線なので工事費もほとんどかかりません。

「事業者変更」乗り換えのデメリット

「事業者変更」乗り換えのデメリットは基本的に「転用」と同じ新規契約に比べるとキャッシュバック金額が低くなることがあるといった点です。

インターネット光回線を最もお得に乗り換える方法と手順

お得に乗り換える方法

インターネットを乗り換える際のポイントはいくつかありますが、乗り換えのタイミングを間違うと違約金や工事費などが発生してしまい、かえって出費が増えてしまう可能性があります
そこで、できる限り出費を抑えつつインターネットをお得に乗り換える方法を具体的な手順とともに解説していきます。もし現在まだインターネットの契約をされていない方や次に契約するインターネット回線が決まっていない方は、まずは下記の記事であなたに最も合ったインターネット回線を調べてみましょう。
光回線の乗り換えをする際は下記のような部分を確認しておきましょう。
現在使っている光回線を解約した場合違約金が発生しないか?
・光回線の工事費の未払いは残ってないか?
・工事費など初期費用はどのくらい必要か?
・利用料金は安い?

・新しく契約する光回線のキャッシュバックがどのくらい?

光回線をお得に乗り換える手順

乗り換えの手順

ここまで記事を読み進んでいただいた方へ、「余計な出費をおさえつつお得に乗り換えるための具体的な手順」をお教えします。是非参考にしてみてください。

①更新月のタイミングに乗り換える

光回線の契約は2年契約や3年契約といったように、一定期間の継続的な契約をしてもらう事を前提に月額料金を安くするといった契約方法がほとんどです。もしこの期間以内に解約してしまうと違約金が発生してしまいます。違約金は光回線の事業者によって異なりますが、およそ10,000円~20,000円が目安です。

この違約金が発生しない期間が「更新月」で、2年契約であれば契約開始月から24ヶ月後の2~3か月の間が更新月となります。

注意すべき点は一度更新月を過ぎてしまうと、次の更新月は契約内容により2~3年後となってしまうので乗り換えのタイミングを逃さないようにしましょう。

更新月の確認方法

更新月は光回線のホームページにログインして確認も可能ですが、電話での確認しかできない場合もあります。更新月の確認には、契約書や料金請求書に記載されている「契約者ID」が必要なので、事前に確認して光回線事業者の問い合わせ番号に電話を入れましょう。

②工事費用の未払いがないかの確認を

現在使用している光回線がある場合、開通時にかかった工事費用を分割払いにしている場合があります。工事費用の支払いが残っている状態で光回線を乗り換えると、未払い分の工事費が一括請求されるので確認しておきましょう。

③キャンペーン期間を狙う

光回線事業者は定期的に様々な独自キャンペーンを実施しています。そのキャンペーンを活用することでかなり出費をおさえられます。

■乗り換えキャンペーン

乗り換えると違約金が発生してしまう期間の場合は「乗り換えキャンペーン」を実施している光回線事業者を選ぶ事で、違約金分にキャッシュバックなどで実質乗り換え費用なしになります。

■工事費無料キャンペーン

「新規」契約の場合特にメリットがあるキャンペーンですが、工事費無料キャンペーンを実施している光回線事業者での契約であれば新規開設工事や転用工事費用が無料になります。光回線の工事は20,000円~40,000円ほどかかる事もあるのでかなりお得なキャンペーンです。

■キャッシュバック

光回線の乗り換えでキャッシュバックが受取れることもあるのですが、あまりにも高額なキャッシュバックには逆に注意が必要です。受け取りが1年以上先の場合や複雑な条件が必要などといったケースもあります。キャッシュバックの内容をしっかり確認して契約しましょう。

逆にキャッシュバックはないけれど月額が激安の光回線を選択するという手段も。この方法であれば面倒な手続きを一切せずに自動的にお得に光回線を利用できます。ちなみに筆者もこちらをおすすめしています。

月々料金が安い「So-net光」の詳細はこちら

④月額料金とスマホセット割を確認する

光回線の月額料金を確認する際はホームページ上に記載されている料金だけを見て判断しないように注意しましょう。例えば、「2年契約の場合開通から2年間は月額が安く、それ以降は月額が高くなる」などといったケースが多いので契約期間の割引された料金ではなく「基本料金」で比較することが正しい料金の比較方法となります。

また、光回線の種類によってスマホセット割などのサービスを活用して現在利用しているスマホの料金を安くできるので、スマホのプランと照らし合わせてどのくらい割引されるか確認してみるのも良いでしょう。

ドコモ・・・スマホセット割
au・・・auスマートバリュー
Softbank・・・おうち割光セット

まとめ

従来までは光回線の乗り換えは主に新規契約の場合のメリットが大きかったのですが、2019年から「事業者変更」が可能になった事で「転用」や「事業者変更」にも同等にキャッシュバックなどの特典が受けられるようになりつつあります。

また、お得にインターネット光回線を使い続ける方法は

「キャンペーンが豊富でスマホセット割も対応できる光回線に契約更新月のタイミングで事業者変更を行う。」

といった結論となります。

しかし事業者変更にも時間や手間はどうしてもかかってしまいます。現状の光回線を気に入っていたり満足しているのであればそのまま使い続けるのもいいかもしれません。

この記事で自分にあった最も良い光回線を見つけていただけると幸いです。

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