「Switch Bot」は、電源ボタンやON/OFFのスイッチがある機器のそばに取り付ける事で、わざわざ重い腰を上げてそのスイッチを押しに行かなくても「スイッチのON/OFFをする」という動作を代わりに行ってくれるという優れもの。
スマホ・スマートウォッチはもちろん、Google HomeやAmazon Echoなどのスマートスピーカーとも連携して操作ができる便利なスマート家電の一種です。
Switch Botがあれば基本的に下記のような事ができるようになります。
・Bluetooth経由で様々な機器のスイッチを遠隔操作し、電源のON/OFFができる
・Bluetooth経由だと屋内約10m範囲は操作可能
・「Switch Bot Hub Plus」があればWi-Fi経由で外出先などの離れた場所からも操作できる
・決められた時間になると電源をONにするなど、タイマー設定もできる
Switch Botの設置例
主にSwitch Botを使用する場所として、最も多いのが部屋の照明のスイッチ。
スマートスピーカー対応のスマート照明「Hue」であれば直接スマホやGoogle Homeなどのスマートスピーカーから操作可能ですが、そうでない照明器具はリモコン操作か壁のスイッチのON/OFF操作が必要となります。
Switch Botの設置方法
①専用の両面テープでスイッチの近くにSwitch Botを固定するだけで設置可能。
②アプリをインストールしてスマホからON/OFF操作。
③Switch Botが動作してスイッチが操作されます。押すだけでなく、引き上げる動作も可能。
Switch Botの利用はネット環境がなくても可能
Switch BotはBluetooth搭載機器なので、自宅にインターネットやWi-Fi環境がなくても、Bluetoothに対応したスマホがあれば利用できます。
もちろんWi-Fiを利用した方がSwitch Botのメリットを存分に引き出す事ができるのですが、高齢者のご自宅でインターネット環境がなくても使用できるのは助かりますよね。
ただし、Bluetoothでの操作の場合約10m程度の距離までしか対応できず、1Fのリビングから2Fの寝室のスイッチを操作したい場合などは正常に動作しない可能性があります。
Switch Bot Hub PlusがあればWi-Fiに接続して操作可能
上記で説明したように、Bluetoothでの接続の場合約10mまでの距離しか操作できません。
「Switch Bot Hub Plus」があれば、自宅のWi-FiとSwitch Botを繋いでくれるので、Bluetoothの通信が届かない場所や、外出先からもSwitch Botを操作する事が可能になります。
また、Switch Bot Hub PlusはSwitch Botの操作だけでなく、赤外線リモコンを使用する家電であれば操作する事が可能です。
例えば、アプリを使ってSwitch Bot Hub Plusに自宅エアコンのリモコンを登録しておけば、外出先からエアコンをONにする事が可能というわけです。
スマートスピーカーと連携でより便利に
Switch BotはGoogle HomeやAmazon Echoなどの「スマートスピーカー」に対応しています。
・Switch Bot Hub Plus
・スマートスピーカー
上記の3つがあれば音声による操作も可能になります。
Switch Botその他便利アイテムとお得なセット
Switch Botには他にも便利なアイテムが存在し、連携して使用することで更に便利になります。
また、Switch BotやSwitch Bot Hub Plusなど単体で購入する事も可能ですが、最初から使用目的を明確にしておく事で、必要に応じたセット購入が可能です。
単体で購入するよりお得になる事がほとんどなので、初めて購入する方にはセット購入をおすすめします。
Switch Bot 温湿度計
Switch Bot温湿度計があれば、温度や湿度が確認できるのはもちろん、Switch Bot Hubと併用し外出先や離れた場所でもSwitch Bot 温湿度計が設置されている部屋の状況を把握することができます。
更にIFTTTと連動させることで、Switch Bot温湿度計が設定した温度や湿度を超えると自動でエアコンの電源が入るようにする事も可能です。
小さなお子様がいらっしゃるご家庭や、離れて暮らすご年配の方がいらっしゃる方にはSwitch Bot温湿度計があれば安心です。
Switch Botプラグ
Switch Botプラグがあれば、電源プラグ自体を遠隔でON/OFFすることができます。
とはいえ基本的に多くの家電には本体部分で電源をコントロールする物が多く、コンセント部分だけでコントロールするとなると使用目的は限られます。
Switch Botでは取り付けが難しい機器への使用や、待機電力が気になる方にはいいかもしれませんね。
Switch Bot+Switch Bot Hub Plusセット